フレスコ画
フレスコ(fresco)とは「新鮮な」という意味のイタリア語で英語のfreshにあたります。
これはフレスコ画の技法が漆喰壁が生乾き(新鮮な)の間に
描き上げる事からこう呼ばれるようになったと言われています。


  






フレスコ画は壁画の技法のひとつとして発展してきました。
古代ローマ美術(紀元前6世紀〜)のほとんどが壁画であり、
その多くはフレスコ画とされています。
11世紀後半からキリスト教教会の装飾美術としての壁画は
フレスコ画が主流となり、ヨーロッパ各地で多数制作されました。
美術史上、最も華やかなルネサンス期、フレスコ画は隆盛を極めます。
1420年頃からイタリアの各地に続々と制作されていきます。」

○ボッティチェリ(1445年〜1510年) バティカンシスティーナ礼拝堂壁画
○ミケランジェロ(1475年〜1564年)システィーナ礼拝堂天井画、壁画「最後の審判」
○ラファエロ(1483年〜1520年)   ヴァティカン宮殿の壁画「アテネの学園」
等はフレスコ画の集大成と言ってもよいでしょう。

フレスコ画はシンプルな材料(石灰、砂、顔料、水)でありながら、
豊かな歴史性と高度な技術を要する古典技法です。
生乾きの漆喰を壁に薄く塗り、それが乾燥しないうちに水で溶いた顔料で描く壁画技法です。
壁が乾くにつれ、漆喰中の石灰水が蒸発し空気中の炭酸ガスと触れ半透明の被膜を作ります。
こうした原理により接着剤の成分を含まない絵の具を壁面に定着させることが出来ます。
Mariani社のフレスコ画はこのようにして出来たフレスコ画を彩色層のみを
壁から剥がしキャンバス地に貼付する"Strappo"という特殊技法により仕上げています。
これにより今まで壁に直接描くことでしか装飾することの出来なかったフレスコ画が、
「飾り換えの出来る壁画」として楽しむことが出来るようになりました。
鮮やかな色彩、優しい肌合、そして高度な耐久性はフレスコ画独自のものであり最大の魅力です。
歴史性豊かなフレスコ画を是非、現代の室内空間でお楽しみ下さい。


  




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フレスコ画製作風景















絵を描くことと同時に、漆喰地に関する知識と素材への慣れが必要になります。
しかし、この基礎技術は相当数の制作を経験しないと習得が出来ません。
なぜなら、顔料の定着は漆喰の化学変化によるもので、漆喰は個体差があり、
気温や湿度等によりその性質が一定ではありません。
加えて、描画中の化学変化の進行は顔料の定着を変化させる為、連日描き続けることでしか技術を保てません。
他の絵画技法に較べ短時間で制作しなければならずそして描き直しも出来ません。
アーティストは勢いを保ち一度で制作をします。
結果として緊張感のある絵の世界となります。



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使用イメージ


 
Back of the fresco
stretched on a wood frame






 
Rolled fresco ready for
shipment.









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